この記事を読めば、野球の公式戦でどんなリストバンドが使えるのかが分かりますよ!

リストバンドは、手首の保護、汗の吸収などの効果があり、野球での快適なプレーをサポートしてくれます。

一方で、「リストバンドって野球の公式戦で使えるの?」「公式戦でリストバンドを使うためには、どんなリストバンドを買えばいいの?」と迷われる方も多くいらっしゃいます。実際、所属する野球組織によっては、公式戦でのリストバンドの使用が制限されている場合もあります。

そこで今回は、無駄なリストバンドを買ってしまわないように、野球の公式戦で使えるリストバンドについて紹介します。

ぜひ最後までご覧くださいね!

この記事を書いた人

野球の公式戦でリストバンドを使う際の注意点2つ

まず初めに、野球の公式戦でリストバンドを使う際に知っておくべき2つのことを紹介します。

ただの練習などであれば、自由にリストバンドを使えると思いますが、公式戦ともなると使えるリストバンドが細かく規定されています。

規定の詳細は、所属する野球組織によって異なりますが、まずは以下の2つのことを知っておいてください。

野球の公式戦でリストバンドを使う際の注意点2つ
  1. 投手はリストバンドを使えない
  2. 野手でも使えるリストバンドが制限されていることもある

投手はリストバンドを使えない

ピッチャーとしてリストバンドを使おうとしていませんか?残念ながら、ピッチャーはリストバンドを使えません。

日本における野球の公式ルールを定めた公認野球規則には、次の文章があります。

6.02 投手の反則行為
(c) 投手の禁止事項
(7) 投手がいかなる異物でも、身体につけたり、所持すること

【原注】 投手は、いずれの手、指または手首に何もつけてはならない(たとえば救急ばんそうこう、テープ、瞬間接着剤、ブレスレットなど)(後略)

このように、ピッチャーは手首に何もつけてはならないと決められています。

こう決めておかないと、次のように考える悪いピッチャーが出てくるかもしれません。

松脂(まつやに)とか粘着物質を指に塗って投げると、ボールの回転数が上がって、バッターを打ち取りやすいんだよな。審判にバレないように粘着物質を塗るには…そうだ!リストバンドの裏側に粘着物質を隠しておけば、投げる直前にこっそり塗れるぞ!

こういった不正を防ぐために、ピッチャーはリストバンドを使えません。

野手でも使えるリストバンドが制限されていることもある

野手でも使えるリストバンドが制限されていることもあるので注意してください。

軟式一般(大人)/軟式中学生/軟式小学生の公式戦では、基本的にほとんどのリストバンドを使えますが、硬式社会人/硬式大学生の公式戦では、使えるリストバンドに規制があり、高校生の公式戦ではリストバンドが使えません。

無駄なリストバンドを購入しないように、以下に詳しく整理しましたので、ご覧ください。

軟式一般(大人)/軟式中学生/軟式小学生

軟式一般(大人)/軟式中学生/軟式小学生の公式戦で使うリストバンドを購入する際には、特に注意することはありません。

軟式一般(大人)/軟式中学生/軟式小学生の公式戦で適用される全軟連のルールでは、どんな色のリストバンドでも使用が認められています。

リストバンドの長さについては、15cm以下の規制がありますが、野球用品メーカーが販売しているリストバンドであれば、15cm以下に作られていますので、特に注意しなくても大丈夫です。

硬式社会人/硬式大学生

硬式社会人/硬式大学生の公式戦で使うリストバンドを購入する際には、単色のリストバンドを購入するようにしましょう。

硬式社会人/硬式大学生の公式戦で適用される日本野球連盟(JABA)/全日本大学野球連盟(JUBF)のルールでは、単色のリストバンドに限り使用が認められています。

リストバンドの長さについては、15cm以下の規制がありますが、野球用品メーカーが販売しているリストバンドであれば、15cm以下に作られていますので、単色であることだけに注意しておけば大丈夫です。

高校生

高校生の公式戦では、リストバンドを使えません。

高校生の公式戦で適用される高野連のルールでは、リストバンドの使用が認められていません。

リストバンドの規制を踏まえて、使えるリストバンドを購入しよう!

リストバンドは快適なプレーをサポートしてくれるアイテムですが、どんなリストバンドが公式戦で使えるのかを知っておかないと、無駄なリストバンドを買ってしまうことになります。

公式戦で使えるリストバンドのルールをしっかりと踏まえた上で、リストバンドを購入してくださいね!

おすすめの記事